「子供と魔法展」mycetozoa(ミセトゾア)
子供の頃は誰もが持っている想像力という魔法。
大人になるにつれて失われゆく、夢見る心、想像する気持ちを
創造する力に変えて、作家達は物語を紡いでゆきます。
作り手達が小さな作品の中に込めた物語。
それはただそこに存在するだけでなく
それを手にした人の想像力が加わって、
新たに生まれ変わり、、物語として循環していくのです。
夢見る事、創造する事 ~ 想いをかたちにする事を、大人になっても続けている
”作家” という人種たちが生み出す魔法の作品たちは、
子供の頃感じたワクワクした気持ちに溢れています。
昨年12月より開催の「子供と魔法展〜夢」そして
現在開催中の「子供と魔法展〜神話」にも引き続き参加となる作家「mycetozoa(ミセトゾア)」。
今回は古書を素材として用いた mycetozoaのアクセサリーを紹介します。
「様々な時を経て辿り着いた欠片たち。
それぞれが持つ気配を集めて、装飾する為のものへと形を変える。」
古書やアンティークレースなどのマテリアルを用いて
アクセサリーやオブジェ等の作品を制作する作家 mycetozoa 。
「子供と魔法展」では前半の"夢" そして、後半の "神話" 共にそれぞれのテーマに合わせた
1点物のアクセサリーやオブジェを展開しています。
19世紀の植物図鑑の図版をベースに使用した「夜想花」のシリーズ。
古い博物画の雰囲気を生かし、紙という素材が持つ魅力を生かす為
独自の加工が施された紙を使用し、1点づつ制作されています。
夜想花
不思議な違和感を漂わせる花
どこにでもありそうで、
どこにも無い花。
折り重なる花々が幻想的なヘッドドレス。
花びらには小さな硝子が散りばめられ細やかな輝きを放ちます。
ヴォリュームがありながらも紙という素材の特性を活かした
軽く、着用し易いアクセサリーとなっています。
過去と今の間で漂うリボンを標本に。
1800年代の紙の雰囲気を閉じ込めたリボン。
19世紀の生物図鑑の図版をベースに使用した「リボンの標本」シリーズ。
様々な昆虫の姿が描かれた図版が用いられたユニークなアクセサリーです。
クリップタイプの金具とブローチピンが付いており、着ける場所を選びません。
写真のように蝶ネクタイの様に襟元に着けて頂いたり
ヘアゴムなどと組み合わせて、ヘアアクセサリーとしてお使い頂いても素敵です。
「子供と魔法展」展示スペースでは、ボックスタイプのオブジェ/アクセサリーであり
連作となる「夢の裂け目」シリーズも展示販売中です。
箱の中に配されたモチーフ部分は、それぞれネックレスやブローチになっており
取り外してアクセサリーとしてお使い頂いたり
使用していない時はオブジェとして飾っておいて頂く事も出来ます。
※「夢の裂け目」シリーズは現在ショッピングページ未掲載です。
紙を用いたシリーズの他にも、古い帽子を用いたユニークな作品も。
ハットの中に小さな劇場が広がる照明型作品「星を売る人」。
観る者に様々な物語を想起させるロマンチックな作品です。
「 子供と魔法展〜神話 」
2015年 1月23日(金)~ 2015年 3月1日(日)
愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号 エビスビル2F
※地下鉄大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分
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