Sipka(シプカ)は「すべてのものには物語がある」をコンセプトに
身につける人が物語を感じるような アクセサリーをセレクトしたショップです。
作家が作品に込めた想いは ギャラリーのような店内で丁寧に紐解かれ、
手に取った人が自由な発想で装う事で 「物語」となり循環してゆきます。
作り手が託した幾つもの物語とともに、不思議なアクセサリーとの出会いがあなたを待っています。

 植田明志「小さな月の車」。

植田明志,小さな月の車,オブジェ




約2ヶ月間に渡り開催されてきた植田明志個展「遠すぎるパレード」。


本日を以って終了致しました。


ご来店頂いた皆様、そして作品をお迎えくださった皆様、本当に有難うございました。


白い星の大地で進むパレードの物語は静かに幕を閉じましたが


作品たちはそれぞれの行く先で新たにパレードを続けていきます。


個展会期中最後の更新となる今回のSipkaブログは


会期終盤に追加納品された、物語のエピローグとなる作品


「小さな月の車」を紹介致します。







植田明志,小さな月の車,オブジェ





三日月のシルエットを象ったクラシックカーのような外観の「小さな月の車」。


今までの植田明志作品には無かったエキゾチックな意匠と色彩で彩られ、


どこかの国のバザールで売られているお土産物のような


古美掛かった仕上げが施されています。








植田明志,小さな月の車,オブジェ





車の上部を覆う、植田明志作品の特徴である老人のような顔。


その顔は、穏やかに目を閉じて、静かに眠っているかのように造形されています。










植田明志,小さな月の車,オブジェ





月の車の内部には "アイデンティティー" の象徴であるキャラクター


「テイテイ」が搭乗しており、ピアノを弾いています。


鍵盤を弾く事によって動く「小さな月の車」は、ピアノの音色が動力源となっています。








植田明志,小さな月の車,オブジェ





高さ:約15㎝。 横:約17㎝。



石粉粘土、アクリル彩色。























植田明志,小さな月の車,オブジェ






「小さな月の車」




ポロン ポロン






パレードが終わったと思ったら、ひとり、遅れていたようです。








僕と、あなたの前を、歌いながら、少しだけ寂しそうにして。通っていきます。


僕と、あなたは、声に出さず、少しだけ笑って。








植田明志,小さな月の車







ポロン ポロン





少し、音を外しながら、ぎっこんばったんと、進んでいきます。


前に進んだと思ったら


また少しだけ後ろに下がったりしながら。










植田明志,小さな月の車,オブジェ







窓の向こうには、少し恥ずかしそうにした宇宙が見えました。


僕と、あなたは、少し笑ったまま、小さな声でハミングをします。


だって、どこかで聴いたことのある歌だったから。











植田明志,小さな月の車,オブジェ






もうすぐ、僕とあなたは消えてなくなります。


きっと夕焼けが、燃やしてくれて、風と一緒にしてくれます。









植田明志,小さな月の車,オブジェ







その後に、きっと優しい夜が僕らを食べてくれて、


最後にきっと、あの月の上で、


また、笑い合えますように。




















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