マンタム「鳥の王」
日本一クレイジーな骨董店「アウトローブラザーズ」を営む傍ら、
動物の剥製や骨格、様々な古物などを融合させ、唯一無二の作品を制作する現代の錬金術師マンタム。
チェコのシュルレアリスト~映像作家のヤン・シュヴァンクマイエルをはじめ、
様々なクリエイターとの親交でも知られています。
マンタム初の作品本となる「鳥の王 ~Král o ptácích~」。
かつて空を覆い尽くしていた鳥達、その殆どが地上に堕ち、滅び行く世界における
少年と鳥の王の物語「鳥の王」のストーリーを題材に、
マンタムによるオブジェ写真と、物語により構成されています。
空は見た目は変わらないが それでもそこに鳥の姿を見ることはなくなってしまった。
かつて空を覆い尽くしていた鳥のそのほとんどが地上に墜ち
墜ちた鳥はヒトによって焼かれて海に流されてしまったからだ。
『鳥の王』(本文より)
ブックデザイン:ミルキィ・イソベ
A5判・並製/函ケース・80頁
表紙にはマンタム本人が1点1点加工したプレート付きです
(※プレートは全てデザイン、腐蝕の具合が異なります)
インナースリーヴには、ギター型オブジェ "鳥の王" をプリントしたカード同梱。
カード裏面には、ヤン・シュヴァンクマイエルから贈られたメッセージ入り。
マンタム氏のオブジェを見ていると、
「ミシンとコウモリ傘との、解剖台の上での邂逅のように美しい!」
という、ロートレアモン伯爵が遺した名句から飛び出したような気がしてならない。
ヤン・シュヴァンクマイエル
プラハにて 2013年3月20日
※限定1500部となりますので、お求め逃しの無いようお気をつけ下さい。
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