Sipka(シプカ)は「すべてのものには物語がある」をコンセプトに
身につける人が物語を感じるような アクセサリーをセレクトしたショップです。
作家が作品に込めた想いは ギャラリーのような店内で丁寧に紐解かれ、
手に取った人が自由な発想で装う事で 「物語」となり循環してゆきます。
作り手が託した幾つもの物語とともに、不思議なアクセサリーとの出会いがあなたを待っています。

 『憧憬と遠望 ― 見上げるモノたち』



植田明志,月の歌,ガリレオの月,惑星少年,オブジェ




『憧憬と遠望 ― 見上げるモノたち』





植田明志の作品たちは例外なく見上げている。


たとえ上を向いていなくても。




星や銀河だけでなく、路傍の石ころや花、つまり普段なら見下ろす対象であっても、


そこに憧憬が込められているのなら、それは「見上げる」という行為なのかもしれません。




憧憬と遠望。


それをキーワードとして植田明志の作品を読み解いてみるなら。



植田明志,ジングウノツカイ,惑星少年,平面作品


――憧憬。



それはあまりに遠すぎて視線の届かない何かに対する思いなしであり、


そこに達するためには視覚や聴覚は役に立たない。


ある「手触り」とでもいった感覚が頼りとなります。





魂の底から遠い何かを望むその時、わたしたちは眼を閉じるべきなのです。


そして原生林の蔓のような、あるいは星々を繋ぐ眩い光のケーブルのような


自分だけの「触手」を伸ばして、そこにアクセスしようとするのです。





植田明志,月を想い、星を産む,惑星少年,立体作品,オブジェ




――それが遠望。




あるいはすべてが誇大妄想であり、儚い幻影なのかもしれません。


しかし、そんな夢を見、遠くを思い焦がれるこの衝動のほかに


わたしたちには何が残されているのか?


作品たちはそんなふうに静かにそして決然と問いかけてくるようです。






彼の作品が古代的なのかはたまた未来的なのか、それは瑣末なこと。


なぜなら、いまこの地点からあまりに遠く離れたあの場所では


「時間」というよく馴染んだ縛めですら、ゆるく解けかかってしまっているのですから。






彼の憧憬と遠望の旅程をたどってみようではありませんか。


きっと帰り道が不安になるくらいには、


あなたも遠いどこかへと泳ぎ出ることができるはずです。




text by  Daisuke Hayakawa










植田明志 Exhibition 「惑星少年」

 

2013年3月1日(金)~4月21日(日)

 

愛知県名古屋市中区大須二丁目14番地3号 エビスビル2F

 

大須観音駅 1.2番出口より徒歩5分

 

 

 

 

 

 

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