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マンタム個展 「 錬金術師の遠望 」フライヤー

マンタム個展 「 錬金術師の遠望 」

2011年9月2日(金)~9月28日(水)

12:00~21:00 火曜定休
※最終日は20時までの営業となります。

【『ガランドウのカラダとそれが紡ぎだす夜について』に寄せて 】

『 アウトローブラザーズ 』 上野の骨董市で一際目を引く「アウトローブラザーズ」と名打たれた骨董店。
奇妙な動物の剥製や実験器具などで溢れる「アウトローブラザーズ」
は長年の間人づてに語り継がれ、チェコの奇才
ヤン・シュヴァンクマイエルが来日の度に彼を尋ねるなど、
長くマンタムは知る人ぞ知る存在の人物でした。
近年、マンタムが古道具や動物の死骸を使って作り上げたオブジェは、
ペヨトル工房直下のギャラリー、パラボリカ・ビス周辺の
シュルレアリズム的な文脈で紹介されるようになりました。

『 何故「もの」を集めるか? 』
彼の商売を支えている、人々の普遍的な気持ちに思いを馳せると、
その不可解さと、プリミティブな人間の習性に改めてハッとするでしょう。
しかもマンタムのオブジェの主要素は、使われなくなった道具、
そして動物の死骸といった役目という業から逃れた「がらんどう」なものたちです。

『 死と再生 』
「新たな文化の新陳代謝には死が必要」とマンタムは語ります。
彼のオブジェは方法論的には古道具での再構築ですが、
テーマ的には「死」を内包し続けているように思います。
「死」を供えた上で沸き上がる「祝祭」。
「祝祭」とは、彼の好むサーカス等の題材かもしれないし、
オブジェを作り上げるプリミティブな芸術衝動に感じるのです。
マンタムの作品も写真になり、またネット上で発信され、幾らでも複製され続けますが
彼のオブジェ、そして彼のオブジェを形作る「もの」達の
アウラからは逃れられないでしょう。
何故なら彼のオブジェのアウラはそのまま「死」なのです。

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